電子工作:魚キャッチセンサー(ジャイロセンサ+Raspberry Pi2) No.03の続きです。
2016年5月31日(火)にMaker Faire Tokyo 2016の出展承認をいただきました(祝)。
魚キャッチセンサー+α(マイクロ分光器を使ったもの)を展示予定です。
Maker Faire Tokyo 2016ののうぐらぼ紹介URL
http://makezine.jp/event/makers2016/noguelab/
2016年6月5日(日)に実際の釣りで魚キャッチセンサーを使ってみました。 (in 花暮岸壁)
PCでデータを取りたかったのですが,雨がぱらつく中での実験でしたので今回は諦めました。
また,長い時間実験をすることができませんでしたが,雨の合間に図1,2のような配置で試し釣りをしてみました。
図1は,100均スピーカー×2個とカバンで,カバンの中身は下記のようになっています。
- Raspberry pi2
- パナソニック モバイルバッテリー 10,260mAh USBモバイル電源 QE-QL301-K
- 角速度センサへの配線
- 100均で買ったスピーカーの配線
図1 魚キャッチセンサーの配置1
図2は,室内のデモと同様に,竿の先にセンサーを取り付けて線を伸ばして使用しました。
図2 魚キャッチセンサーの配置2
そして,糸を落としてしばらくすると「ゲロゲロ」とスピーカーから蛙の鳴き声がなったので,引き上げてみると5cmほどのカサゴ?の小さいのが釣れました。最初から動画撮影しておけばと少々後悔しました。
次は,同僚の竿につけて動画で撮影しました。
動画1 実験動画
結果,蛙の鳴き声と同時に合わせて引き上げると,センサーが取れそうにはなりましたが,見事魚を釣ることができました!!
成果としましては,
- 小さい魚でもセンサーはキャッチできる
- 船などの波では,センサーは反応しない
今後の改良の方向性として,
- センサーの治具の改良(取れやすい)
- 水に強くする(多少の水には対応できるようにする必要がある)
- 配線をなくす(無線でできる方法の模索)
と考えています。
とりあえずは,今後の改良の方向性は,上記の内容となりますが,Maker Faire Tokyo 2016に向けて,まずはすぐに設置して使えるように改良したり,展示物としての品質を上げていきたいと思います。
8/1に 電子工作:魚キャッチセンサー(ジャイロセンサ+Raspberry Pi2) No.05(2回目の海での実験)をアップしました。