電子工作:魚キャッチセンサー(ジャイロセンサ+Raspberry Pi2) No.05の続きです。
2016年8月11日(木)に3回目となる実証実験(実際の釣りで魚キャッチセンサーを使う)を実施しました。(in 千葉県片貝)
この日は下図の●のポイントにて実験しました。
図1 千葉県片貝釣りポイント
図2 魚キャッチセンサーの実験1
図3 魚キャッチセンサーの実験2
図4 魚キャッチセンサーの実験3(角速度センサーの取り付け)
今回の実験では,前回のまったく釣れなくまともに反省できなかった結果は忘れ,前々回の反省を踏まえた,スピーカーの新規購入,角速度センサーへのケーブルを長くする,角速度センサーをホットボンドで周りを固め,多少濡れても大丈夫なようにした対応の確認を目的としました。
電子機器関連は前回と変わらず以下の構成となります。
- Raspberry pi2(100均で買ったタッパーに水除けとして入れてます)
- パナソニック モバイルバッテリー 10,260mAh USBモバイル電源 QE-QL301-K(100均で買ったタッパーに水除けとして入れてます)
- 角速度センサへの配線(約4.5m,前回は約2.5m)
- TaoTronics 防水Bluetooth 4.0 ワイヤレスステレオスピーカー
- オーディオケーブル
天候は曇り,真夏でしたが,雲のおかげでゆっくりと釣りができました。
結果,魚キャッチセンサーの反応としては,
- 音が鳴ってから釣り上げた数:8匹
- 音が鳴ってからエサを取られたり,針ごと持ってかれた数:6回
となりました。
釣れたのはすべてフグでした。下の動画が釣れた時の撮影していたものをすべてまとめたものとなります。1匹目は,すぐにつれてしまい撮っている暇はありませんでしたが,2匹目~8匹目は,撮ることができました。この日は,フグ祭りで,他の釣り人もフグだらけでした。
動画1 実験動画(2匹目~8匹目)
成果としては,前回の成果+αの以下の内容となります。
- ヒットした後の音がうるさいのを直す
- 配線をなくす(無線でできる方法の模索)
- フグにはよく反応する
- いしもちは,引きがなさ過ぎてならない
とりあえず,結構使える感じが確認できたので,無線化に向けての準備をしていきたいと思います。